【イベントレポート】法曹志望者に“実践”の場を。アディーレ法律事務所が「サマークラーク」を実施しました。

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アディーレ法律事務所(東京都豊島区、代表弁護士・鈴木淳巳、以下「アディーレ」*)は、司法試験を受験した法曹志望者に向けたイベント「サマークラーク」を今夏実施いたしました。

サマークラークとは

法曹を目指す法科大学院生や司法試験の受験者を対象に、法律事務所で実際に行われている弁護士の仕事の見学や、業務の補助をしていただく研修制度の総称です。夏季の実施が多いことから「サマー(夏)・クラーク(法律事務員)」と呼ばれています。

アディーレ法律事務所のサマークラーク

今年行われたアディーレのサマークラークでは、はじめに不貞慰謝料請求事件について弁護士から講義を行い、そこで身につけた基礎知識をもとに、参加者の皆さまに不貞慰謝料事件の交渉をロールプレイングで体験していただきました。
当然、実務は未経験である参加者の皆さまは手探りで交渉を進めますが、このロールプレイング中に弁護士が質問にお答えすることはありません。交渉における正解・不正解を問うのではなく、自分自身で交渉の仕方を考え、実践していただくことが大切と考えているからです。
法曹を志す参加者の皆さまは講義で得た基礎知識を駆使しながら、思い思いの方法で交渉。終了後には弁護士から改善点などのフィードバックをしました。

弁護士の“リアル”を体験してもらいたい

アディーレのサマークラークは単なる業務内容などの説明会ではなく、弁護士の実務を知っていただく場として、実践に特化したプログラムをご用意しています。
今回は不貞慰謝料請求事件のほかにも、交通事故の損害額について判例をもとに算定する講習など、参加者の皆さまが主体的に参加できる内容で実務を体験していただきました。
参加された方からは 、「事件の交渉という今までにない経験をさせていただき、大変勉強になりました。また、実際に働く方々のお話を聞いて、事務所の雰囲気なども知ることができました」 と感想をいただくことができました。

今後もアディーレでは各種イベントを通し、未来の法曹界を担う弁護士候補の皆さまに実りある経験をしていただける機会を積極的に提供してまいります。