【講演実施レポート】「インターネットの正しい使い方とは?」福岡県久留米市立の中学校でアディーレの弁護士が講演を実施

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アディーレ法律事務所(東京都豊島区、代表弁護士・鈴木淳巳、以下「アディーレ」*)は社会貢献活動の一環として、中学生とその保護者を対象とした講演「インターネットの正しい使い方」を福岡県久留米市立明星中学校にて実施いたしました。

明星中学校から依頼を受け、アディーレの長井健一弁護士がインターネットを正しく使うために知っておくべきことや、トラブルの実例に法的な視点を交えて解説しました。

【開催概要とセミナー内容】
「インターネットの正しい使い方」
・日程 2024年3月18日(月)
・開催場所 福岡県久留米市立明星中学校
・参加者 生徒・保護者

トラブルを起こさない・巻き込まれないために

トラブルを起こさないためには、「人が嫌がることをしない」、「相手の気持ちを考える」ことが、トラブルに巻き込まれないためには、「あやしいサイトは開かない」ことが大切です。最初は「1対1」のやり取りでけんかをしていても「多数対1人」となり、その1人に対する誹謗中傷、ネットいじめに発展するケースがあります。「言葉の暴力は人を殺す力がある」ということを理解してほしいとお話ししました。
実際にあったトラブル事例としては、スシローの迷惑動画事件をあげ、「本人はちょっとしたいたずら心であったとしても、社会的には大きな迷惑をかける行為となり、数千万円という損害賠償責任を負う可能性がある。中学生でも責任を負うことになる。」と注意を促しました。

利用のルールづくりが必要

今回の講演には保護者の方も参加され、トラブル防止のためのルール作成についてアドバイスを行いました。その際に重要なこととして、「家庭では、利用料金や利用時間を親子が対等な立場で話し合って決めること、守れなかった時のルールも決めて、定期的な確認を行うこと」をお伝えしました。また学校においては、学校・PTA・生徒で話し合うこと、策定したルールを徹底して守ることがトラブル回避につながると説明しました。

メディア取材

当日は、テレビ西日本から取材があり、夕方のニュース及び深夜の「Live News α」で、講演の模様が放送されました。

今後もアディーレでは、法的知識の啓蒙を目的としたセミナーの開催や、学生の職場体験受入れ、出張授業による法教育活動を通して、よりよい社会づくりに貢献してまいります。